アフリカから帰国し、現在隔離ホテルにいます。※PCR検査は陰性でした。

ホテルは中々暇なので2021年の振り返り含めて、久々にブログを書きます。
ナイジェリアで開催したeスポーツイベント「TNED2021」やケニア、ドバイ、フランスなどの各国のレポートはまた後日改めて更新します。

では早速振り返っていきます。

まず2021年の話をする前に2020年を振り返らせていただきます。
2020年1月、新型コロナウイルスの出現によって、約2年かけて多く人の人生や考え方を変えました。
良くも悪くもコロナへの捉え方はそれぞれですが、多くの人に何かしら気づきを与えたと思います。私はコロナによって協会や私自身のヴィジョンが更に明確になり、進むべき道が1ミリもブレることなくクリアになりました。

そしてコロナ禍において短期間で色んな経験ができました。現在自分自身でいくつか事業をやっているのですが、ほぼ全ての事業の売上がガクンと下がりました。そこで事業が全てダメになったことを想定し、毎月新サービスや新規事業を立ち上げ、約10ヶ月で計16サービスリリースしました。正直不安もありましたが、それ以上に毎日必死でした。

不安と手探りの中で、様々なことに挑戦し、2020年の種まきの結果が、2021年に反映されたと思っています。
全てが上手くいったわけではありませんが、2021年にようやくいくつか芽が出てきたものがあります。
中でもゲーミング英会話( https/gaming-english.com ) は一番芽が出たサービスになったのではないかと思います。
ゲーミング英会話は「鳥取から世界へ」という、協会設立当初から変わらない信念を引き継ぎ「eスポーツ×英語×プログラミング」教育を通して世界で活躍できる市場価値のグローバル人材を育成・輩出することを目的に作りました。

お陰様で今では多くの生徒様と各教育機関にてご提供させていただいております。誠にありがとうございます。

そして2021年はゲーミング英会話を始めとした様々な芽を育てていくのと同時に、”考える時間”というのが非常に多かった年でした。

今でも鮮明に覚えているのですが、2021年2月にプライベートで衝撃的なことがあり、人生において本当に大切なことは何なのか?本質を正しく捉え、考えることの重要性、物事の考え方や見方、自分や会社、協会の存在意義や価値、使命は何なんだろう?と毎日毎日考えていました。
当然納得いく答えは簡単には見つからず、今でも日々考えることはありますが、それでも自分が目指していきたい方向や実現したい世界は確実に見えてきています。

eスポーツを通して何を実現したいのか?次の世代にどんな未来を残していきたいのか?目の前に見えている世界のことだけを考えるのではなく、地球の外から物事を考え、本質を見るということを常に心掛け、自分が何をすべきか、自分にしかできないことは何なのかを考えました。

考えに考えた結果「eスポーツをキッカケに世界の社会問題を解決したい」と思うようになりました。
2021年に新たなものに出会い、新しい考えや価値観に触れ、更に縁が整ったことによって、自身の考えに変化が生じ、こういった願いが生まれました。

社会問題というのは、たくさんあります。貧困、教育格差、水質汚染、飢餓・栄養不足、医療、紛争、難民、少年兵、海洋プラスチックごみ、大気汚染、人種差別、食品ロスなどあげればキリがないですが、eスポーツには様々な垣根を越えられる力があります。
人種や国を越え、人と人が繋がり、eスポーツに願いを乗せて世界中の人に届けることもできます。表現方法やアプローチ方法は無限にあり、eスポーツをキッカケに様々な課題解決に挑戦し、夢を届けることもできます。

鳥取県eスポーツ協会は斜め上のことをやっている、と言われることが度々ありますが、その理由がこのブログに書いた通りです。

更に補足してお伝えすると、人は日々触れているものや、触れてきたもの、経験、人間関係によって、性格であったり、価値観、考え方、心、発する言葉が変わり、自分と言う人間が形成されていきます。
そんな中で私が大切にしている言葉があるので、紹介させていただきます。

「信念が変われば、思考も変わる」
「思考が変われば、言葉も変わる」
「言葉が変われば、行動も変わる」
「行動が変われば、習慣も変わる」
「習慣が変われば、人格も変わる」
「人格が変われば、運命も変わる」

つまり何をするにしても、この一番最初の信念の部分が非常に大事になります。

諸行無常という言葉がありますが、これはこの世の全てのものは常に変化しており、人も地球も日々移り変わっているので、昨日言っていたことや考えが明日には変わっていることもあります。しかし根っことなる心(信念)がブレなければ、思考も言葉も行動も習慣も人格も運命も変えることができます。なので全ての根幹となる心(信念)をしっかり育て、深く深く掘って広げていくことが重要です。
何に触れ何を考え、どんな行動をするのか?これは意識して生活していただければと思います。

人は一日では変わりませんが、常に変わっているということ。矛盾しているようですが、あるがままのことをあるがまま受け入れ、過去にすがらず、未来を恐れず、今を一生懸命生きて努力すること。これを常に忘れず2022年も一生懸命頑張っていきましょう!

2021年鳥取県eスポーツ協会の主な活動

2021年3月 ナイジェリアeスポーツ協会・アフリカeスポーツ連盟との戦略的提携
2021年3月 eスポーツ国際団体WESCO(World esports cousortium)加盟
2021年6月 第一回アイドルeスポーツ選手権開催
2021年6月 全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2021 MIE eFootball ウイニングイレブン部門 鳥取県代表決定戦
2021年8月 アフリカ・ケニア最大級のスラム街「キベラ」にてプログラミングレッスン提供開始
2021年10月 ケニアのプロゲーマー ビースト選手とコラボしNFTアート販売開始
2021年11月 第2回カニノケンカ-FIGHT CRAB-夢みなとカップ
2021年12月 「ゲーミング英会話」×「Mildom」のコラボイベント開催
2021年12月 ナイジェリアでTNED2021-Tottori Nigeria Esports Day2021-開催

活動を振り返ると2021年は自分にできる最大限の努力をし、やりたいことには全部挑戦しました。
ただ今年は鳥取にも中々帰れておらず、相変わらず海外ばかりを見ていたので、肝心の鳥取の中での活動は正直疎かになっていました。
しかしそれでも鳥取で何かしら企画であったり、イベントができていたのは、協会メンバー、役員、関係者の方々のお陰だと思っています。本当にみんなに助けられました。
私が多少無茶な企画をやったとしても、いつも協力してくれて助けてくれるメンバーのお陰で何とかできています。本当にありがとうございます。この場を借りて改めて感謝を伝えさせて下さい。

長いブログとなってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございます。
一人一人に伝えることは難しいですが、このブログを通して協会メンバーはもちろん、一人でも多くの人に想いを届けたいと思い久々にブログを書きました。

当団体の存在をキッカケに、世界基準で物事を見て、考え、活動し、挑戦していく人を一人でも多く輩出していきたいです。

2022年も色々とビックリすることも多いと思いますが、必ず全て形にしていきますので、引き続きよろしくお願い致します。

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